2004,9,27 走りのスタンス3
自転車が変わると走りが変わる。自分が変わると走りが変わる。
先日の“ひとりごと”では最後に“注”を付けてしまったが、これは私流のひとつの自転車の楽しみ方のパターンだと理解してください。決して、いきなり1.25のタイヤでオフロードなどを走ってはいけません。危険すぎます。それでなくても、山道には様々な危険な要素が沢山あります。自転車に於いては、最も安全な状態で走行に望んで下さい。メンテナンスもしかっりしておいてください。
ということで、先日の検証をしてみようと思うのですが。まず、ダメな部分
1,上りでのグリップ不足
きつい上りではかなり意識的に後輪へ加重してやらないとグリップしてくれない。しかも、砂地であるとか、ガレた動き易い石では完全にグリップしてくれない。ペダリング技術がデリケイトになってくる。後輪を意識したペダリングができないと上りはきつい。しかし、さほどきつく無い坂道や、足場のしかっりした道ならばむしろペダリングは軽いので体力的には楽です。
2,後輪の振動が吸収しきれない
砂利道を高速で走る場合、フルサスでない私のバイクではタイヤの空気圧のせいもあってかなり跳ねる。フルサスならばある程度振動を吸収してくれるのでもっと速く走れると思うが、しかし、下記に書いているように前提としてレースのような走りはしないなら、この振動も快感となる(笑)。(先日走った後、膝が痛くなったのはこの振動のせいだと思われる。)
3,ハンドルが取られる
前輪の当たりが弱い為、ハンドルが負けてしまう。大きな石や溝ではハンドルが取られるので、上半身でのハンドルの押えが必要となる。その為、体力的には負担が大きくなると考えられる。
次に良い部分
1,上りでも以外と登れる
ペダリングが軽い分じっくり上ろうとすれば、スリップによるパワーロスも少なく、体力的にも持続性が高い。もちろん傾斜の限界値は低くなる。前後のタイヤにかける加重のバランスがしっかりしていればグリップもかなりしかっりしていると思う。
2,上りでも漕ぎが軽い
オンロードの場合と同じで足場がしかっりした場所ならオフでも漕ぎは軽くなる。
3,ブレーキが思いのほか良く効く
ブレーキについてはあくまでも感覚的にではありますが 、コントローラブルであったような感じがします。オフで使用しているタイヤは、マキシスのハードドライブですが、リアタイヤがロックし易く、バイクコントロールが難しい部分がありました。適度なスピードでは、減速もスムーズでリアもロックすることなく、安心して走れる感じがしました。
4,車重が軽いので担ぎが楽
これは当たり前と言えば当たり前である。やはりタイヤの重さは自転車の軽さにかなりの部分を占めている。走れない所が増えた分、担ぎでカバーできるので山走りではどっちもどっちである。むしろ六甲では走れない所が多いので(笑)自転車が軽いのは大歓迎である。
前提として、通常の私レベルの山での走行はXCレースのような走り方はしません。まして、初めての山道においては、それはそれは、慎重に道をひとつひとつ確認してから走ります。カメのような速さです(笑)。何回か同じルートを走って始めてスピードを出してゆきます。そのころには、どこに、どんな石があって、どこには木の根があってとかがわかっていて走ります。そのような走りかたでの1.25というタイヤの有効性を検証したいのです。
1.25で走るからには、技術的にもレベルアップしなければいけません、たとえばタイヤが細くなると、当然パンク(リム打ち)し易くなる。パンクしない走り方をしなければいけない。これはバイクコントロール、技量の部分となるが、これができていなければ、あっと言う間にパンクしてしまって“はい終わり”となりかねない。前輪を障害物に合わせて拔重する、フロントをクリアーしたら、ペダルを少し蹴り上げリアタイヤを障害物にダイレクトにぶつけないようにする。こう言ったことをクリアーできないと、1.25での走りは可能とならないでしょう。自分が変わるというのは、こういう意味です。すべてを、自転車まかせにしていると、新しい世界は見えてきません。自転車まかせのスタンスから自分を鍛えるスタンスに変えてこそ、なにかが見えてくるとおもいます。